政策

2014年11月23日日曜日

ゴミ問題での議員懇談会

 環境市民の会で北広島市の議員とゴミ問題での懇談会を行い、市議8名と道議1名が出席しました。事務局をしている私としては、議会選挙が近いこともありますが多くの議員が来てくれていろいろ議論ができたことはよかったと思いました。

 生ごみの問題では、北広島市には生ごみ、下水汚泥、し尿を発行させてバイオガスにする施設があるのに、生ごみの回収率が家庭で4割、事業所は1パーセント以下という実態に、もっと有効な対策を打ってほしいとの意見が出されました。

 北広島には焼却炉が無いためゴミはすべて埋め立てているので、一般ごみとの表示ではなく埋め立てゴミと表示すべきとの意見や審議会の委員をやった人からは、せっかく答申を出したのに、市としての実施検証がまったくなされていない状況にあるとの指摘に対しては初めて知ったと負いう議員も多く、もっと議会が市行政のチェック機能を発揮してほしいと思いました。

焼却炉設置については、大型の施設を千歳市に近隣町村と合同で作る市の方針と恵庭市のように単独で小さい施設を作ることについて賛否両論が出されました。≡の場合、千歳まで持っていくコストや環境への負荷の問題や、千歳が現在、生ごみをすべて焼却しているので北広島も生ごみ分別ができなくなるのではといった懸念も出されました。







  ある議員からは「市民からは理想に思えるような意見でも良いので意見やアイデアを出していただけると議会としても議論する一つの材料なるのでどんどん出してほしい」おいう意見も出されました。
 2時間活発な意見交換ができたこと、今後もこうした意見交換をしていく機会ができたことは大きな収穫でした。櫃国粘り強く働きかけていくことが必要と痛感しました。





2014年11月22日土曜日

調理パンづくり

北広島団地住民センターの調理室で地域の方々とパンを焼きました。
大鎌万里子先生のご指導でパンの中にコーンや玉ねぎのマヨネーズ和えを入れる調理パンに挑戦しました。

わたしも家でパンを焼きますが、プレーンのパンが多くせいぜいチーズやチョコなどを入れる程度、調理パンは初めてです。

小麦粉にイーストや砂糖などを入れパンコネ15分。途中でバターを混ぜ込みます。バターを入れるとべとべとになって、最初は大丈夫かと思いましたが、こねていくうちに滑らかに。無事一次発酵に進むことができました。
 40分ほど発酵させると右のように倍の大きさになりました。



これを細かく切って丸めて15分ほど休めさせてから、綿棒で伸ばし、コーンを入れて包みます。ちょうど餃子のように包んでから仕上げの発酵。

大きくなったところでカミソリでクープ(切れ目)を入れて袋型になったところに玉ねぎのマヨネーズ焼きをトッピングして焼き上げました。


仕上げにパセリを載せて出来上がり。







2014年11月7日金曜日

マザーテレサから学ぶ

マザーテレサさんてやっぱりすごい人だと思う。
数々の名言を残しているが、その中から自分の心に言い聞かせたい言葉を選んでみました。


  • 平和は微笑みから始まります。
  • 人間のほほえみ、人間のふれあいを忘れた人がいます。これはとても大きな貧困です。
  • いかにいい仕事をしたかよりもどれだけ心を込めたかです。
  • 愛されることより愛することを。理解されることよりは理解することを。
  • 所有すればするほど、とらわれてしまうのです。より少なく所有すれば、より自由でいられます。
  • 日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります。
  • 暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい。
  • 愛の反対は憎しみではなく、無関心。
  • 世界で一番恐ろしい病気は、孤独です。
  • 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

2014年11月2日日曜日

ビーアンビシャス9条の会の学習会を開きました。

 ビーアンビシャス9条の会の学習会を開きました。

 北海道平和委員会事務局長の内山さんから「集団的自衛権行使容認と日米安保体制とは何か」と題してお話を聞き、その後、現役学生が作る労働組合「札幌学生ユニオン」から「ブラックバイトに立ち向かう」活動の報告をしてもらいました。

 内山さんは、日米安保体制の実態や集団的自衛権の行使のためにどのような法改正が必要
か、また自身が観光業の経営者であるという立場から、平和憲法で日本が世界でいかに信頼されているかなどをわかりやすくお話ししていただきました。

お話しする内山さん
トピック
①冷戦が終わり、日米安保の必要性に疑問が。靖国参拝、慰安婦問題などで反発する国との緊張関係を作ることにより仮想の敵ができ、日米道目の必要性が浮上。

②日本は軍事費は世界6位だが、核兵器を除く通常兵器では中国を除き世界第2位の軍事国家。

③駐留米軍への経費負担年間6500億円。グアム移転費用負担7000億円。
 7000億円とは? 世界の子どもにワクチン注射70億本打てる。

 秋の臨時国会で特別立法による米軍再編に伴う経費負担3兆円。
 3兆円とは? 一万円を積み上げると富士山の8倍の高さ。10人が100万円づつ使っても鎌倉幕府時代から今までかかる。 

④北海道は日本最大の米軍基地になろうとしている。北海道の広大な自衛隊基地を自由に使っている。しかもアメリカの海兵隊戦略に合わせて起動旅団という日本版海兵隊の基地になってきている。

⑤日本はビザ申請いらないか現地申請で済む国が世界198国中135国。
  如何に信頼されているか。手段的自衛権行使で信用失墜も。ちなみにアメリカには60国しかない。
⑥日銀の金融緩和策で円安に。高校生の修学旅行の現地使用金額激減。大株主は喜び庶民は悲しむ。

2014年10月24日金曜日

後援会広報紙「ひまわり」インタビュー

後援会の広報紙「ひまわり」の編集部からインタビューを受けました

○ご家族は
 妻と、中学生の子が二人、それと私の母親がいましたが今年施設に入所しました。

○家事をよくおやりになるとか
 うちは共働きなので、家事は家族で分担していますが、掃除洗濯からご飯の用意まで私が8割ぐらいやっています。元々子どもの時からしていたので苦にはならないというかどちらかというと好きですね。ですから、消費税8%後は価格の表示が税抜きになって不便だとか、円安などの影響も加わって物価が軒並み上がり家計のやりくりが大変だとかを実感します。消費税10%は生活破壊です。増税は絶対にやめさせなければと思っています。

○お母様は施設入居とのことですが、それまで自宅介護ですか
 一時病院に入院していましたが、それまで5年ほどはデイサービスに通ったりしながら家で介護していました。入浴と排泄の世話は大変でした。自宅介護の状況は肌に感じています。うちは妻も子どもいましたし、母の世話もみんな協力してくれたので乗り切れましたが、介護者が一人で、まして高齢の老老介護は想像を絶するほど大変だと思います。

○高齢者支援対策の充実が求められているということですね。
北広島市でも独居高齢者が千4百人、高齢夫婦のみで生活している人が5千人、特別養護老人ホーム(特養)の待機者は2百人以上いるとのことです。

市民の皆さんとお話ししても老後のことが心配という方がとても多いです。安心して住み続けていけるための市の施策の充実が求められます。来年の一斉地方選挙は市政転換の大きな機会です。皆さんのご支援ご協力をお願いしたいと思います。一緒に頑張りましょう。

2014年10月17日金曜日

~私の原点~平和・核兵器廃絶

高校の時に平和活動に参加したのは母の体験に影響を受けたから。
 当時女学生だった私の母は、戦争中、横浜から広島近郊に疎開していました。8月6日、母は市内に勤労動員で行く予定だったのですが、体の調子が悪く疎開先の家で休んでいた時、突然大きな音がして家の窓ガラスが割れ、外を見ると広島市の方にキノコ雲が見えたそうです。
 その後は全身焼けただれた人であふれかえり地獄絵のようだったと、子どもの私に話してくれました。 あの時、母が広島市内に行っていたら今の私はいなかったのです。
 原爆が投下されていなければ、戦争が行われていなければ ―― 私と同じように生きてこれた人が何十万、何百万といたことでしょう。今、生を授かることができた私にできることは、二度とこの過ちを繰り返さないようにすることです。

 広島の原爆死没者慰霊碑「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」は人類全体の平和のいしずえであり、私の原点なのです。 

2014年9月17日水曜日

バス交通 - 北広島市内の

 北広島では、路線バスは市内の唯一といってよい公共交通機関であり、地域社会の中で重要な役割を担ってますが、利用者の減少に歯止めがかからない状況で、北広島市内の路線バスは赤字なのです。

 本来、バスは、地域の状況変化に柔軟に対応が可能で、交通問題や環境問題、バリアフリーなどの多様な社会的要請に対しても柔軟な対応が可能であり、我が国の都市政策は、公共交通を「都市の装置」として位置づけ都市計画の重要な柱として交通政策を考えています(都市計画中央審議会答申 H9.6.9)。しかし、北広島では市の政策として交通の位置づけが弱く、補助金を出してはいるものの事実上バス事業者任せになっています。

 こうしたことから、人と街と環境にやさしい北広島の新しい地域社会づくりの一環として、路線バスの役割と可能性を位置づけ、利用者のニーズへの対応と、地域環境の改善を総合的に進めていく、交通とまちづくり政策を結び付けた総合的な政策展開が必要です。

具体的には、

公共交通中心のまちづくりを推進することです。
  1. バスサービスを向上させ、バス交通に対する市民の意識を引き付ける努力をすることです。乗降の楽な超低床ノンステップバスの導入や、市街中心部にコミュニティ型循環バスの運行を行うとか、バス情報提供設備を整備することなどが考えられます。
  2. また、高齢者や子供など交通弱者に対するシビルミニマムとしての移動手段の確保が必要であり、地域福祉の観点から補助などの支援を行う必要があります。
  3. 一方で、サービスの向上への取り組みを自治体やバス事業者だけで行うのではなく、買い物したら他の小売り・サービス業と連携してサービスを向上させるなど検討し、サービス水準を維持しながら地元負担が軽減することに努力する必要があります。




2014年9月16日火曜日

北海道へ

北海道へ行こうと思ったきっかけは、予備校で知り合った友人から「一緒に北大受けないか」って声をかけられたからでした。

当時私は自宅からの通学ではなく一人暮らしをしたかったので、東京、横浜の大学ではなく、遠くの大学を受けようと考えていましたが、父は自宅から通えるか叔母がいる京都の大学しかだめという考えだったので関西方面しか目が向いませんでした。

そこに出てきた北という選択、それには漠然としていましたが、新鮮な響きがありました。北に目を向けると東北や北陸なども候補に浮かんできましたが、やはり北の大地、北海道のインパクトは大きいものがありました。

前年に北海道旅行をしていた母から「とても良いところだったわよ、あんたも北海道に行ったら」と言われたが私の背中を押した。こうして私は10代でひとり北海道にきたのでした。



進化と歴史

これは私の勝手な考えですが、人間は非常に柔軟性を持った生き物なのではないか。
まだ未熟な個体として生まれ、外界の環境から多くのものを吸収し適応して成長していく。つまり生まれてからの世界で変わっていける柔軟さを持っているのが人間の強みではないかと思います。

オオカミ少年のように、たとえ育てているのが人間とは違う生物でもそれに適応したくましく生き抜いてしまう。しかしそれはどんなものにも変わっていけるということをも意味します。つまり小さい時から戦い殺すことを教えられれば平気で殺人鬼になりうるということです。紛争地域では子どもたちが武器を持たせられ戦うことを教えられて殺しの連鎖に巻き込まれています。戦前の日本では天皇を神と信じ他民族を平気で殺してしまったのです。

 つまり人間は生きた環境により平和的にも殺人鬼にもなりうる生物だということ。だから、人間は歴史を教訓化することで、個人がより安全に共存できる社会へと、意味なく殺されない、戦わない、殺さない社会に向けて少しずつ進歩させてきたのだと思います。日本の平和憲法はこうした世界中の平和への願いを集大成してできた素晴らしい到達点として作られたのだと思います。

 安倍さんや戦争したい人たちは、これとは真逆で、歴史の真実を教えるのを嫌がり、歴史の歩みとはまったく違う価値観の方に、国民の生きる方向を向けさせていこうとしているのだと思います。歴史を学ぶ意義はここにあると思います。


 

上野発の夜行列車 ~♪

大学受験のころ

当時も首都圏から北海道行きの飛行機がありましたが、若者には一般的ではなく、上野発青森行の長距離列車に乗って、青函連絡船に乗り替えて函館でまた列車に乗ってくるというルートが普通でした。

上野~青森

学生時代に何度となく乗った上野~青森には多くの思い出があります。

大学入学で北海道に行くとき、上野発にはホームがたくさんあり、人に尋ねながらやっと列車に乗りました。

夜行列車で寝ていると、「終点、秋田~、終点、秋田~」のアナウンスで起こされました。終点、秋田?・・・青森じゃあないし、そもそも秋田って日本海側では?慌てて、駅の改札に行くと、「あんたこれ違う列車だよ」「秋田から青森行の列車に乗っていったらよいよ」と親切な駅員さんに言われ何とか札幌に。

着いたのは夜。入学手続きはもう終わっていました。なんとのんびりした時代でした。

北斗星

議会の質問は誰が書く?!

道庁時代、本庁にいると議会対応を行うことが多い。

議会対応とはこうだ。

議会が始まると、議員が質問書を出してくる。
質問へは知事などが答えるが、答弁の原稿案を作成するのは担当部署である。
担当部署が作成し、だんだん上へ説明して修正され最終的に知事などが答弁する、というシステムである。
だから担当者は、過去の答弁や最近の政策動向などを勘案して、如何に適切な答弁書原案を作成できるかが試されるのである。
それは市民の代表が集う議決機関である議会への説明責任として行政の大きな仕事である。

まだ、若い頃で、本庁勤務になったばかりの頃、上司から「質問をいくつか作ってくれ」と指示された。
言っている意味が分からない。議会質問は議員が作成するものではないか?
だが、質問を職員に作成してもらう議員が少なからずいるというのだ。
そのため上司は私にその作成を指示したのだ。

上司に言った

私は上司に言った、「質問に答えるのは仕事だと思うが、質問内容を作成するのは議員の仕事であって職員の仕事ではないのではないか」と。
上司曰く、「何を青臭いこと言っているんだ。議員と職員は持ちつ持たれつなんだよ。
議員にとっては質問を書いてもらえるし、こちらとしては都合の良いテーマで質問してもらうことで予算が付いたり、政策の実施がやりやすくなったりするからね」。

今でも多くの自治体で、共産党以外、議会質問を書いてもらう議員は少なくないという。